2021/9月第2週の振り返り
今週の振り返り
企業にとってマーケットが全てであるように、投資は地合いが全て。地合いがよければ儲かるし、悪ければ損をする。
今週はただ見ているだけになってしまった。先週はまだしも、今週は月曜日に寄りでどの銘柄を買っても儲かっていたため反省至極である。
先週ここで掲載した銘柄であるシスメックス、日産化学、カカクコム、電通、SOMPO 全部上がっている。
しかし、高値ブレイクとして設定した金額からは大した差額はない。つまり、逆指値をするような金額からはすぐには儲からないということだ。
それであれば、最高にいい地合いの時はブレイク少し前で買ってもいいのではないか。
また、今は本通りに2年間の週足で見ているが、よくよくチャートを見ていると次のことに気づいた。
「第2ステージの後に停滞して第3ステージに入った銘柄は、日足で半年間の高値をブレイクしたら強力な上昇が始まる」
これはつまり、ブレイクの逆指値を過去2年の高値に置くのではなく、過去6ヶ月間の高値 + αにおけばいいということだ。
最近チャートリーディングの能力が研ぎ澄まされてきたような気がする。あとは銘柄をホールドして地合いを信じることだ。
また、第二ステージの銘柄にも買うタイミングがある。それは相場全体の急落で移動平均線にタッチした時だ。ここが一番安全に第二ステージにある銘柄を購入可能なラインだ。
これは書籍には記載がないが、強い第二ステージにいる銘柄を購入するためには確実に有力な買い方である。
教訓
- 地合いが最高にいい場合は、右肩上がりであることを前提にブレイクを待たずに買ってもいい(少なめ)
- ブレイクの値でさらに買い増しをすればいいのではないか
- レノバのように強力な株はブレイク後も買ってもいいのかもしれない(少なめ)
- 「第2ステージの後に停滞してカップウィズハンドルを形成した銘柄は、日足で半年間の高値をブレイクしたら強力な上昇が始まる」
- 銘柄探しの時、トレンドラインをブレイクしそうな銘柄を探す(後述)
- 強い第二ステージの銘柄は、相場全体の急落で移動平均線にタッチした時に購入しても良い
日経平均分析
上目線。
今週のセクター別分析
up前 は第1ステージ、down前 は第3ステージ。
up前
- 卸売
- 他金融
- 情報通信
- 電気機器
- サービス
- 不動産
- 保険業
銘柄
ヒューリック、NTT、東京応化工業、信越化学工業、ウェザーニューズ、どれもトレンドラインをブレイクしたあと大きく伸びている。
今まで過去の高値ばかり見ていたが、トレンドラインを引いてブレイク前の銘柄を探すのが良いだろう。
ということで今日はもう一周、日足でトレンドラインをブレイクしそうな銘柄を探してみることにする。
絞り込むのが難しい。以下の順で判定している
チャートの形(*定型に当てはまるか) > 移動平均線の位置 > 出来高 > レラティブ・ストレングス
を見て絞り込み。さらに信用倍率も見ているがそこまで信用していない。
- 定型とは、「レンジブレイク」「ダブルボトム」「ヘッドアンドショルダーボトム」「カップウィズハンドル」のいずれか
また、「人のために買う」という視点を持つと、本当にいいものに絞ろうという意識に変わってくる。
さらに、最大3銘柄までに絞る。
ただ、高値ブレイクの場合、期待値は本当にいいのだろうか。最近はボラティリティが高いので損切りラインが-15%ほどに設定されることが多い。
しかし、+15%以上取れるのだろうか。時価総額が1兆円近い大型株の場合それは難しいかもしれない。
取引予定
日本M&Aセンター in 3,625 out 3,160 (14.7%)
KDDI in 3,810 out 3,290 (15%)